命がけの喫煙

自分が通っている精神科病院には屋外に喫煙スペースがある。

市内のもう一つの病院にもあるそうだ。

詳しくは知らないけど、大方の精神科病院にそういうスペースがあるんじゃないだろうか。

喫煙者の精神障害者やアルコール依存症患者からタバコを取り上げたら、それはそれはエラいことになる。

情けないけど、自分も安定剤だと思って普段から喫煙している。

そして、通院日には命がけで煙草を吸うことになる。

ガンの話ではない。

あの病院の敷地内に、いつ熊が出てきてもおかしくないのだ。

鹿に至ってはほぼ毎回見かける。

鹿がいる以上、熊とエンカウントする確率がグンと高くなる。

もし本当に熊と出くわしたら、防犯用のホイッスルでも鳴らすしかない(キーホルダー代わりにしている)。

それでも、向こうが怯むかどうか。

煙草の煙を嫌がってくれれば助かるのだが、その煙草を命がけで吸っているのだから本末転倒だ。

たばこ税には防衛費も含まれているので、自衛隊員さんたちとは別の形で、命を賭して日本を守っていると言い聞かせる日々である。